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業務内容
道路騒音測定調査
タイヤ近接法による舗装の騒音測定調査
性能規定工事における国土交通省の要求事項として、耐塑性変形輪数、排水性、平坦性、騒音値の
4項目があげられます。 その中でも、騒音値は、大きな課題であり、規定を満足させるため、施工会社はさまざまな努力を重ねています。
国土交通省では、騒音測定に、RAC車と呼ばれる騒音測定車を使用しておりますが、RAC 車は全国でも数台しかなく、事前調査等で使用することは困難な状況です。 そこで、当社では、このRAC車と同等の精度の騒音値を測定できる技術として、タイヤ近接法による 騒音測定を可能としましたので、その調査事例をご紹介します。
▲ 騒音測定車
FWD とは?
最近の公共事業においては、ライフサイクルコストに重点を置いた舗装修繕工事が注目されています。 舗装修繕を計画するには、路面調査を行ない、路面性状および構造的な強度を把握することにより、 合理的な補修工法を選定ことが重要となります。 そこで、舗装各層の材料強度や舗装全体の構造的強度を非破壊で効率良く評価する手法として、FWD ( Falling Weight Deflectometer ) によるたわみ量測定方法があり、舗装構造解析の実用化として採用されています。
路面騒音測定車 ( RAC 車 ) タイヤ近接音の関係
当社がこれまで測定したタイヤ近接音と路面騒音測定車 ( RAC 車 ) の特殊タイヤ音との関係は、下図に示すとおり、測定時期や気象条件が異なっているものの、特殊タイヤ音と当社のタイヤ近接音は高い相関 ( r=0.9 ) が得られているため、精度の高い調査方法であります。
当該調査では、性能規定区間内の騒音値が、当社で測定したタイヤ近接法の騒音値と路面騒音測定車 ( RAC 車 ) が同じ値であり、高い相関が確認できました。 今回は、検査前の事前調査としてタイヤ近接法が用いられましたが、性能規定施工前の試験施工時に用いたりするなど、様々な利用方法が考えられます。
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